1364 - 80年 中世フランス王国 シャルル5世 フラン・カ・ピエ 金貨 NGC MS62のご案内です。
「賢明?王」として知られるヴェロワ朝 第3代? フランス国王のシャルル5世
(Charles V)
。
彼が統治していた頃のフランス(当時フランス王国)は百年戦争の激戦期にありました。
そのため数多くの傭兵を雇う必要にかられ
様々な金貨が発行されました。
そのうち本金貨はピエ(フランス語で歩兵)と呼ばれています。
表面に描かれたシャルル5世が歩兵鎧を着ていることに由来しての呼称ですね。
スラブの年代?表記が(1364 - 80)となっているのは、
シャルル5世の戴冠1364年から崩御1380年の在位期間に発行された流通金貨(フラン・カ・ピエ金貨)という事です。
イングランドとの百年戦争の渦中にあったフランス王国で独特の製造法でハンドメイドされていた通称「ハンマーコイン」。
このフラン・カ・ピエ金貨は総じて「同じ図柄」として周知認識はされているものの、
ハンマーによる手打ち=一枚一枚ハンドメイドなので、
厳密には二つとして同じものが無い、言わば一点物の希少な金貨となっています。
ハンマーコインですと、通常左右上下に図柄がずれていたりする事がありますが、
この個体は比較的全てが左右上下に均一の状態です。
円形の歪みも少ないですね。
非常に「美人さん」な一枚と言って良いレベルにあります。
また「MS鑑定品」は近年非常に早いペースで価格が上昇しています。
ちょっとググっていただけると分かりますが、、、
例えば・・・
ここではこの個体と同じ「MS62」鑑定品が75万円で販売されています。
こちらは一つ上の「MS63」鑑定品となりますが、78万9000円です。
上記はあくまで一例ですが、これらと比較すると「この個体への値付けは非常に安価である」と言い切れます。
AU50〜AU55グレードでさえも40万円近い取引価格が散見されます。
別名「
花飾りの十字架」とも呼ばれる600年以上も前のフランスのアンティークコイン。
歴史が燦然と輝くこのコインは投資対象としても非常にオススメできる一枚です。
※鑑定枚数詳細に関してはこちらでご確認いただけます。