COUNTERPOINT SA100 カウンターポイント パワーアンプ です。 整備済みです。 保証は到着後3か月間です。
一年くらい前にオーバーホールを兼ねて整備いたしました。その後あまり使っておりません。
現在出品のため試運転を兼ねて数日間鳴らしっぱなしにしてランニングテスト中ですが動作状況 音質共に非常に良好です。
外観はフェースプレートに一箇所小さいスレがありますが目立たず総じて美品の部類だと思いますが、個人出品ですので
並み品とさせていただきます。天板は綺麗です。 これは後期のSA100で SA220同様に 電源ケーブルは本体底板から上に向かって差し込むタイプです。
到着後3ヶ月間以内の自然故障に限り保証を致します。その期間に故障した場合は無料修理させていただきます。
保証期間が過ぎた場合は廉価にて修理をさせていただきます。
ここまで整備している場合経験上故障しませんのでおんご末長くノートラブルでお使いいただけると思いますが
現在テストを兼ねて1ヶ月以上使用していますが非常に良好です。
整備内容は
1. B+電源 および ヒーター回路 ゲートリレー,ミュート、LEDコントロール回路のダイオードブリッジをINFINEON の SIC ショットキーダイオードブリッジに変更
ダイオードブリッジ2個分 SICショットキーバリアダイオードを8個使用 音質向上に貢献していると思います。
2. 基盤上の電解コンデンサーB+電源平滑、B+電源バイパス、DCヒーター平滑コンデンサーをニチコンMUSEなど
オーディオグレードに交換 6個
3.基盤脱着に伴い基盤裏のハンダ補強。
4.レイルコンデンサー(トランス横にある左右2個合計4個)は 比較的新しい年代の同じ SA100から外したものをインストールしました。ですのでコンデンサーは純正品と同じものです。このコンデンサーは私が個人的に使用しているSA100にアップグレード目的でニチコンKG Superのより容量が大きいものに交換した際に取り外したものです。このコンデンサーは寿命はかなり長くSA100では今までこれが故障した個体を見たことはありませんが、このメンテナンスにより今後より長期にわたり安 定して動作をすると思います。
5.アウトプット出力段のMOSFET脱着と絶縁シートを新品に交換、古い熱伝導絶縁シリコンクリームを除去し、新しい絶縁シートとMOSFETのボディー(ドレイン)に信越シリコン製 熱伝導絶縁シリコンクリームを塗布し万全を期しています。
6. DCオフセット、ソースバイアス電流をメーカ指定値に再調整。(ほとんどずれてはいませんでしたが)劣化しやすい部品はオーディオ的により良い新品に交換しており基盤を脱着して整備しており信頼性と音質も向上していると思います。今後基盤を脱着するような面倒な整備は通常の家庭使用なら 20年くらいは必要ないと思います。アップグレードで使用する部品とほぼ同じものを使用しメンテナンスしており今後も長期にわたって問題なくお使いいただけると思います。
音質傾向は ナチュラルで瑞々しく生き生きとした独特の音楽表現のアンプではないかと思います。
SA100は SA12の後継機で出力が80Wx80Wから 100Wx 100Wに変更され真空管によるゲートドライバー回路に若干の変更もありましたが
基本的性能は SA12とほぼ同じでありその音色傾向も同じで引き継がれてます。
良質な部品を使用して整備しますとその傾向がより引き立つように思います。
以下でも販売しており売り切れの際にはご容赦ください。
https://ariajp.cocolog-nifty.com/used_audio_equipment_mark/2023/12/post-90a31b.html