マークレビンソンのプリアンプです!
アメリカにおけるトップハイエンドブランドとしてもすっかりお馴染みのオーディオブランドですね。
1972年に設立された歴史あるブランドであり、当時としては独立電源方式やモジュール式の採用なども相まって、ハイエンドオーディオと言うひとつのジャンルを確立したことでも知られます。
今回、出品のお品はそんな同社の手がけた、ベーシックモデルとなるお品です!
発売は1993年とデジタル全盛期の頃の製品であり、同社としては初となるデジタルソース向けとして開発したプリアンプでした。
無論、ベーシックモデルとは言いつつも、内部のレイアウトには左右を完全独立させたデュアルモノラル構成を採用し、この頃としては初となるエレクトロニクスレベルコントローラーを採用したアッテネーターやバリアブルレゾリューションボリュームによる高精度な調整などはハイエンドそのものですね。
また、入力から出力系統までを完全なフルバランス接続を採用したのもこのモデルが始めでしたね。
デザインもこの頃に全て一新され、LEDを採用したディスプレイや大型のツマミもより高級感を引き立てます。
無論、外装の全てがアルミ削り出しとなっており、只者ではない雰囲気がございます。
機能面ではライン専用プリアンプとなりますので、アナログを楽しまれる場合には別途フォノイコライザーが必要になります。
音質におきましては、マークレビンソンらしいスピード感と歯切れの良さは流石であり、音像の立体感や解像度の高さもデジタル時代の製品ならでは。
音楽のジャンルは決して選ばない優等生かと思いますが、ソースはやはりCDなどのディジタルメディアでの相性が圧倒的に良いかと思います。
また、SACDにおいても高い再現力があり最新のハイエンドモデルに負けないパフォーマンスには驚きます!
定価は1993年当時で620000円とかなりのハイエンドモデルでした。
コンディションにおきましては、目立ったキズは一切見られず、大変に綺麗なお品かと思います。
動作におきましても申し分なく、ビンテージモデルにありがちなガリや接触不良も発生しない設計ですので、安心かと思います。
各入力での音出しも良好であり、しばらくはトラブル無くお使い頂ける事だと思います。
ディスプレイ表示もしっかりと行えております。
細かな使い方までは全て把握しておりませんが、恐らく大丈夫でしょう。
リモコンは欠品しており、本体と専用のACコードのみの出品となります。
電圧は100Vにてお使い頂けます!
この機会にどうぞ!