国内盤 未開封新品でございます。
内容は言わずもがな。
ラインナップは驚きの名手揃い。
Gil Goldstein(P、Pat Martino、Mike Stern、Gil Evans、タイガー・大越他)/Larry Goldings(P、Organ、Steve Gadd、John Scofield、James Taylor等
)、
Peter Bernstein(G、Larry Goldings、Josha Redman他
)、
Dennis Erwin(かのJohn Scofield等で御馴染み)/Ben Street(B、Kurt Rosenwinkel他
)、
Bill Stewart(Ds、John Scofield、Pat Metheny等で御馴染み)が基礎ユニット。
ゲストに、Andy Snizer(Sax、かのClarence Penn絡み
)、御存知!Josha Redman(Sax)、
ファンク系Meceo Parker(Sax) & Fred Wesley(Trombone)。
そして何と!カントリー・ミュージック系の名ヴォーカリスト、Willie Nelson、Mandy Barnett、Chad Brookを迎えたものとなります。
またBrad Mehldau Trio:Brad Mehldau(P)、Larry Grenadier(B)、Jorge Rossy(Ds)の参加。
そして大御所の共演、故Frank Sinatraと故Count Basie楽団の名
共演楽曲「Fly Me to the Moon」が収められております。
立案・企画:Clint Eastwood、プロデュース:Matt Pearson、音楽監督:Gil Goldsteinでございますが、
エンジニア兼ミキシングには何と!かのSteely Dan絡みのBill Schnee等を起用という凝った制作となっており、非常に音質が優れたものとなっております。
ポピュラー系名曲のジャズアレンジを分野外のWillie Nelson、Mandy Barnett、Chad Brookという名ヴォーカリストに歌わせる楽曲が目を惹きますが、
正に見事な出来。
(日本でも巧みな歌唱力を持つ
演歌系の
名歌手がジャズ/クラッシック等の他分野を見事に歌い上げ聴衆を感嘆・唸らせるという事がございますが、
正にそれでございます)
そもそもClint Eastwood自身はジャズに造詣が深く、御子息も名ミュージシャンとして称されるという方として知られますが、
ジャズを通して音楽自体に造詣が深い感がございます。
他分野の名ヴォーカリストとの組み合わせの妙を見抜いた慧眼は、Gil Goldsteinの見事なアレンジと共に称賛されるべきと存じます。
ジャズ系ミュージシャンの起用も唸らせるものがあり、(それに絡むものの本質は)フュージョン系ではない事がミソ。
されどジャズとは言えど応用性を持った才能と演奏力が重視された感があり、
またJohn ScofieldのBlue Note時代のジャズ色濃い音楽性のリズム隊等の若手・新世代系の
起用
も唸らせるものがございます。
Clint Eastwoodの名声を以てすれば遥かに豪華な参加が見込めるものでございますが、
その豪華さではない(サントラ盤とは言えど作品としての一貫性と)音楽性の充実を重視した感がございます。
残念ながら映画本編にはあまり使用されていない事が残念でございますが、
Clint Eastwood監修のジャズ企画オリジナル・コンピレーション盤として鑑みても非常に魅力ある作品となっております。
この機会に是非。
注:発送方法は変更になる場合がございます。宜しく御願い致します。