2021年 パラオ共和国発行 スカラベ ツタンカーメン 5ドル 銀貨 PCGS MS70 ファースト・デイ・オブ・イシュー のご案内になります。
ツタンカーメンの墓が発掘されてから100周年にあたるのが2022年。
それを記念すべく2021年にパラオ共和国より発行された非常にユニークな形をしたコインです。
コインそのものが「スカラベ」の形をしています。
「スカラベ」とはなんぞや?という方に説明?をすると、、、
ナイル川に太陽を動かし、エジプトに豊穣と創造をもたらす「太陽神ケプリの化身」として崇拝されていた「コガネムシ科の甲虫」の事です。
この虫の事をエジプトでは「スカラベ」と呼んで神の化身として崇拝しています。
一見して「コガネムシみたいな形だなぁ?」と思ったそこのあなた、それ実は当たりでした。
左右両方の羽の部分にはエジプトの壁画を彷彿とさせる紋様が、、、
そして何よりも目が行くのは中央やや上方にあるキラキラと光る石ではないでしょうか?
これ「スワロフスキーのクリスタル」です。
「本物のスワロフスキーのクリスタル」をダイヤモンドカットしてコインに埋め込んであります。
なので光の当たる角度と色によって様々な色味に光り輝きます。
このコインの美点の一つですし、ここだけでも実は価値が担保されています。
またスラブにも明?記してありますが「アンティーク フィニッシュ」と呼ばれる特殊な工法が用いられています。
表面の仕上がりをマットな質感にする技法ですね。
これによりスワロフスキーもより一層引き立てられ、
コインそのものにも重厚感と風格が出ています。
実に素晴らしい取り組みですし、その仕上がりも見事ですね。