・ペンタプリズムファインダーの外観はキズやスレ、クボミが認められます。
・ペンタプリズムファインダーのプリズム内部には写真⑨に有ります様に小さな白い点状の物が認められますが、実際にファインダーを覗いた時の視野には全く影響は有りません。
プリズム表面にはキズやスレは全く認められず凄く綺麗です。
・ペンタプリズムファインダーは3~4年程前にオーバーホールに出して整備して戴いていて、それ以後の使用頻度も僅かで、接眼レンズ内部にもチリやホコリも少なくてとても綺麗です。
強い光を当てて接眼部内部を観ても、カビやクモリ、バルサム切れ等も認められず綺麗です。
・バッテリーチェックランプの点灯を確認しました。
・全シャッタースピードにおいて快適にシャッターを切る事が出来ます。精度は不明ですが各スピードに於いて概ね適合したシャッタースピードだと思います。
・このカメラ本体のシリアルナンバーは 40014・・で最も早期に発売されたタイプになります。
(特徴としましては、スプールノブがレバータイプではない、平らなギザギザタイプで、裏蓋内側に有りますフイルム圧板に120 , 220 の数値表示刻印が有りません。(これらは最初期型以前のものに見られます) 最々初期型のものはその他写真⑧に有ります様に、フイルムカウンター作動盤が可動式ではなく固定されたタイプで、その他として写真④に有ります様に枚数切換ダイヤルがギザギザタイプの指先でも切り替えられるタイプになります)
・空シャッターを切る時には写真①に有りますシャッター作動板を使用して動作させます。(最々初期型では一般的な操作方法では、空シャッターを切る事が出来ません。写真に有ります①シャッター作動板と、手持ちの取説に有ります②「空シャッターの切り方」のコピーをお付けいたします)
・写真有ります様に、最々初期型ではとても珍しくフイルム室もとても綺麗で、シャッター膜にもカビやシミ等も全く認められません
初期型でも良く見られる金属部分のサビ等も認められず、使用感がとても少なく感じられます。
・最々初期型は生産台数もとても少なくて、故障等も多かった様で現在残っている物はとても少なくなっています。又その中でもシャッター等の動作品は極めて少ない様です。
・カメラ本体の外観は多少のキズやスレが認められますが綺麗なカメラだと思います。アタリやヘコミ等も全く認められません。
以前私の中判カメラのコレクション用として、状態の良い最々初期型の物を探して中古で入手した物です。撮影等には使用せず、私の中版カメラコレクションとして防湿庫内で大切に保管していました。(正常な機能維持のために、年に2~3回の基本動作駆動を実施しています)
出品時、実際にフイルムを装着しての撮影確認はしていませんので、完璧な状態であるかどうかは不明です。何か不具合が有るかもしれませんので、その点をご了承くださいませ。
現在オークション等で出ている物は、この最々初期型に限らず、フイルム巻き上げレバー動作時、ゴリゴリ感やレバー操作の重くなっている物が多い様ですが、これは軽快にスムーズに動作する事が出来てます。
シャッターも異音の無い爽快な重低音を鳴らしています。
モルトはカメラ本体の方は劣化していますので張替えが必要ですが、ファインダーの方は以前のオーバーホールで張替えしてますのでそのまま使用できます。
電池は付属しませんので、別途ご購入してご使用下さいませ。