英 テスタメントからは久しく CD の新譜が出ておらず、その面では活動停止状態と観るべきではないでしょうか。従って、オリジ
ナル盤も
流通在庫
のみ、廃盤寸前が予想できます。
そのため、本盤は今後ますます入手が困難になる思われます
。
* 本盤の音源は、英 デッカが正規スタジオ録音した 「 モノラル 」 です。しかし私の聴くところ、デッカの優秀な録音技術と
テスタ
メントの特徴である 「 徹底的な音源テープの踏査と、通常の数倍の時間をかけた丁寧なリマスタリング 」 が発揮され
ていて、ウィーン ・ フィルの美音も十分に楽しめます
また演奏の良さは、チェロの名手フルニエの参加もあって古くから多くの方が繰り返し言及されているところですね。
◎ 本出品物は通常の音楽 CD 盤ですから、ステレオ・セットはもちろん、CD
プレーヤーからパソコンのドライブ、一部のカー
・オー
ディオ
まで幅広く
聴取が可能です。
◎ 出品物は、写真にあるものですべてです。中古品としては良いコンディションと考えますが、完全美品
を保証するものではありません。
その点で、
「 美品コレクター 」 の方は入札をご遠慮ください。
なお、私も含めて同居の家族に喫煙習慣のある者はおりません。従って、におい移りの心配はありません。ペット
も飼育しておりません。
なお、詳しい状態は下記のとおりです。厳格に自己査定しています。
CD 盤 : A- ランク
CD について一見、演奏面は無傷に見えます。しかし明るい場所で盤に目を近づけて見ると、ごく薄くかつ短い線状の 「 こすれ 」
跡のようなものが僅かにありました。私の目では、「 傷 」 には見えないのですが。
なお、
レーベル面については
問題無し。
こうしたことから無傷に準じる状態との意味で、
総合的には エー ・ マイナス と評価します。
* 盤には 「 in the UK 」、バック・イン・レイ には 「Made in England 」 の表記があるため、イギリス・プレス
盤と考えます。
オリジナルのジャケ解説書とバック ・ イン ・ レイ : B
ランク
ジャケ解説書の表紙 ・ 裏表紙は大変きれいです。しかしその中面の各頁と、バック ・ イン ・ レイ の四囲に薄い 「黄変色 」 が
みられます。特に
バック ・ イン ・ レイ の右側の変色は
、やや目立ちます ( 添付写真の 7 枚目参照 )。同写真では、変化の
範囲を青線の枠で
示しました。青線は写真の加工であり、紙自体への書き込みではありません
。
* オリジナルの解説書は、すべて欧文表記です。
帯 :
A- ランク
当時の国内輸入窓口だったユニバーサルミュージック社が追加した、日本語による大型の 「 帯 」 が現存します
。日本語の解説
書と一体化された形状です。解説の執筆は、諸石幸生 氏です。
独自の原稿で
、オリジナル盤の翻訳ではありません。これにも、
四囲に薄い 「黄変色 」 が
みられます。
プラケース ( 外ケース ) : A´ ランク
今回の出品を機に、透明プラの部分を市販の新品と交換しました。新品であってもオリジナルではないので A´ とします。
◎ 出品前に私自身もあらためて試聴しましたが、特に問題はありませんでした。しかし、状態については私の見落
しが絶対に無いとは言えません。
現状で引き渡しの ノークレーム・ノーリターンでお願いします。
二、 収 録 内 容
(1)
リヒャルト・シュトラウス
作曲 交響詩 「 ドン ・ キホーテ 」
(2)
同 作曲 交響詩 「 ティル ・ オイレンシュピ-ゲルの愉快ないたずら 」
(3)
同 作曲 交響詩 「ドン ・ ファン」
演奏者 クレメンス・クラウス指揮、 ウィーン・フィル (1) につき、ピエール ・ フルニエ (Vc) エルンスト ・ モラヴェツ (Va)
録音: 1953 年 6 月 ( ドン・キホーテ )、1950 年 6 月、ウィーン・ムジークフェライン
すべて、モノラル録音