私のアメカジ人生は33年前、リーバイスのジーンズとの出会いで始まりました。
以来無類のジーンズ好きとしてジーンズと共に生きてきて、ジーンズを毎日穿いて生きたいという思いから勤め人を辞めてフリーランサーになったほどジーンズを特別に愛しています。
特別好きなだけに想いが強過ぎて構想がまとまらなかったのと、そして資金的な壁もあって中々ジーンズの商品化に踏み切れませんでした。
しかし、どうせいずれ老いて死んでしまうだけの人生なのだから守りに入っても仕方ない!! と一念発起し、2009年に初めてのジーンズ、JTX-1Zをリリースしました。
そして、以来もっともっとジーンズを極めたいという思いに衝き動かされ、2010年に生地をフルオリジナルで50反オーダーし、そしてオリジナルボタンとオリジナルリヴェットもオーダーしました。
ジーンズメーカーとしては本来当然のことなのですが、私にとっては大変な決意が必要でした(^^
そして、やはりそれによって色々と大変になりましたが、しかし全く後悔はしておらず、寧ろやってみて良かったと思っています。
以降、2010年よりフルオリジナルデニムシリーズとしてJ01XX、J01XX-S,A、J01Z-XX、BS507XX、J101、J101Zと6型のモデルをリリース、更にはJ101-JとJ101-J STORM RIDERS、J06XXと、デニムジャケットも3型商品化ました。
フルオリジナルデニム第10弾となる今回、2009年に初めて手掛けたJTX-1をボタンフライで作ってみました。
J01XXは501系のちょっとワークテイストの強いシルエットでしたが、JTXはスッキリ目のシルエットで、ヒップラインがタイトで美しく、若干ローライズで、されども裾がテーパーしていないのでワークブーツにも合うという絶妙なフォルムです。
全てホンモノっぽくないとダメだ!! という真摯なマニアではなく、ディテールは重んじるけどスッキリとカッコイイ方がいいな・・・というちょっとリラックスしたレプリカジーンズファンにお勧めします。
JTX-1Zはなんといってもシルエットがカッコイイ、脚が長く見える・・・と当時は大変好評頂きましたので、きっと今回も大勢の皆様に気に入って頂けると思います。
サイズ感が、2009年のJTX-1Zに近いものとなっておりまして、ここ最近のJ01XX~J101Zとは大分違います。
かなりタイト目となっております。
あきらかに1サイズ以上小さめだと思います。